【被災者支援活動について】

「NPO制服バンク石川」は、制服バトンタッチストア「リクル」スタッフで活動しているボランティア団体です。
寄付で譲り受けた制服をメンテナンスし、お困りのご家庭へ無償提供しています。

1月1日、地震発生
1月4日、私がインフルエンザで隔離生活中に、ニュースで被害状況を見ながら「金沢に避難してくる方が大勢いるかもしれない」と考えるようになりました。
「すぐに制服の支援を始めなければ」という使命感を抱き、準備も整っていないまま被災者支援を発表しました。

金沢市に制服を支援している団体が私たちだけであるため、支援を求められるかもしれないと思ったのです。

石川県の教育委員会からは「お金は出せないが、制服で困っているご家庭へ支援の対応をしてほしい」という依頼があり受け入れました。 

本当にお金も物資も回ってきませんでした笑
支援物資で届いているであろう制服は、1着も回ってきません。どこにいったのかな???

石川県の教育委員会から、各自治体の教育委員会へ「制服で困ったときはNPO制服バンク石川へ」と伝達され、さらに、各学校の校長先生へ伝達されました。

そのため、小、中、高校などから支援を求める連絡が入り、紹介を受けた被災者の方々もたくさん来店されるようになりました。 制服について相談できる場所もないため、私たちの存在は必要だと強く感じました。

石川県の公立小学校制服着用率、全国平均が26%なのに比べて、85%ほどあります。
能登の制服と、金沢の制服はデザインが違いますが、避難先の小学校からは「能登の制服でも、私服でもOK」といわれているそうです。ですが、違う制服や体操服を着ていることで、「被災した子」と、みられてしまうのではないかと私は心配になりました。

急に転校を余儀なくされ、仲の良かったお友達とは離れ離れになったことだけでも我慢しているこどもたちに、さらに我慢をさせたくはありません。

「新しい学校へも楽しく通ってほしい!」との想いで支援を続けています。

お財布をもって逃げられなかった、家が全焼した、津波の被害が、1階部分が押しつぶされて無くなった・・・・・
弱音を吐くこともできず必死に前を向いて生活を立て直そうとしている親御さんたち。
「今後どうしていけばいいのか・・・・」と、不安なお気持ちを何度もお聞きしました。

制服を受け取り、「不安が一つ解消された」と喜んでくださっています。

前を向いて過ごしてもらうためにも、皆様のお力を貸してください。ぜひご支援をお願い致します。

寄付については、NPO制服バンク石川へお願い致します。

【NPO制服バンク石川】
〒921-8001 石川県金沢高畠1ー4
Tel:070-8596-0299
Email : recle.boy.girl@gmail.com
https://recle.info/seifuku-bank/