【第2回 被災者応援まつり】開催報告

2024年8月4日(日)第2回となる「被災者応援まつり」を行いました。

当日の様子

来場者数は、90家族 約350人。
久しぶりの再会に、手を取り合って話をしている姿を見て、人と人をつなげる機会の必要性を強く感じました。

運動靴の配布

NTTテクノクロス株式会社様のご提供により、お子様に1足ずつ運動靴をプレゼント!
さらに、ご家族に1足プレゼントすることもでき、多くの方に喜んでいただけました!!!

だがしコーナー

子どもたちには好きなだがしが選べるコーナーをご用意。

だがしコーナーのたくさんのお菓子やジュースなどの物資は、学校法人作新学院「オール作新」の皆様からのご提供です

手書きのメッセージもいただき、会場入り口に掲載させていただきました!

こども縁日

わなげ、ヨーヨーつり、くじびきの中から好きなものを3つ遊べる「こども縁日」では、前回と同様に子どもたちが元気に遊んでくれました。

縁日コーナーのおもちゃはすべて、学校法人作新学院「オール作新」の皆様からのご提供です

物資配布

食品、日用品、制服、体操服、ポロシャツ、うち履きシューズ、子どもの傘、肌着、靴下、パジャマ、生理用品、生理用ショーツ、衣類、絵本バッグ、キャリーケース(当選者のみ)などなどの物資をお配りしました。
物資提供は「1人3点×ご家族分」ご提供したので、約400人×3点=1,200点のご提供となりました。

コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様:裁縫セットをご提供いただきました。

静岡県の足立 美和様:ふりかけ&アレルギー対応のふりかけをご提供いただきました。事業主さま向けに業務効率化のITサポートをされている足立様からのご支援は、アレルギー対応まで考えてご提供いただきました。
https://miwa288.com/

おてらおやつくらぶ様:カロリーメイトなどをご提供いただきました。

制服提供

・コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様:新品の制服や体操服をご提供いただき、必要な方へお配りしました。 制服は大人気で、半ズボンはあっという間になくなりました!
NPO制服バンク石川のスタッフが、丁寧に希望を聞き取り、アドバイスをさせてもらいました。


・「さくらや仙台店」様:リユースの学ランとスラックスをクリーニング済みでご提供いただきました。「復興を願っております」との温かいメッセージもいただきました。
http://hinoeza.com/sakuraya.sendai/

ランドセル提供

アクタス様より提供いただいたランドセルをお配りしました。
とってもおしゃれなランドセルで、大変好評でした!
まだ在庫がありますので、希望の方はこちらからお申し込みください。https://forms.gle/oZ1Uvcaaf47Du9vM8

協力企業・団体

今回のイベントにご協力いただいた企業・団体は以下となります。

・NTTテクノクロス株式会社様
・コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様
・学校法人作新学院 オール作新の皆様
・アキレス株式会社様
・静岡県の足立様
・おてらおやつくらぶ様
・さくらや仙台店様
・アクタス様
・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)様
・株式会社バローホールディングス様
・ITハウス あじあ 東亜沙美様
・石川県金沢市の整理収納サービス Sukkirari☆スッキラリ 金野美保様
・メディカルフィットネス*スパ スコール金沢様
・第3職員室 大学生ユースワーカー 玉崎様
・被災された方々を応援する声と共に募金をいただいた全国の皆様

全国からたくさんの支援が集まり、被災された子育て家族の皆様へおつなぎすることが出来ました。
温かいご支援ありがとうございます。

公益財団法人ほくりくみらい基金 令和6年度能登半島地震災害支援基金「つづける支援活動助成」を活用し活動させていただきました。


お礼

前回に引き続き、多くの方々のご協力により「第2回 被災者応援まつり」も無事に開催することができました。
資金や物資の提供をいただいた皆さま、お手伝いいただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

能登半島地震から7か月が経過し、多くの方がいまだに困難な状況に置かれています。
・二次避難中の方:60%
・被害のあった家で生活している方:20%
・震災後に移住した方:14%
旦那様が能登に残り、奥様と子ども達が金沢で二次避難中という家庭も多く存在しています。
このような状況の中で、被災者支援の数も減少し、多くの方々が困難な状況に直面しています。

能登では、衣類や靴などを購入することが困難であり、週末になると金沢まで出向いて買い物をするという話も多く聞かれます。

金沢近郊で二次避難している方々からは、知り合いもいない慣れない土地での生活に不安を抱えながら、日々の生活に追われているとはなされます。さらに、週末には二次避難先から被災した家の片付けに向かうという負担もあり、精神面・体力面での疲労、金銭面での不安が深刻です。

今後も、被災された子育て世帯の皆様へ日常生活に必要な物資の提供や学習の機会など、多くの支援が求められています。

私たちにできることは限られているかもしれませんが、支援の輪を広げ、子ども達の笑顔のために今後も活動を続けていきます。皆様の温かい応援をよろしくお願いいたします。

NPO制服バンク石川 代表 池下 奈美